ADOBE® CREATIVE SUITE 5.5 MASTER COLLECTION
*このパッケージショットは、Adobe Systems Incorporated の許諾を得て使用しています
アドビ システムズ 株式会社は4月11日、Adobe Creative Suite 5.5(「CS5.5」)の日本語版をリリースすると発表した。
Multi Screen、 Multi Device への対応強化の他、映像制作群のパフォーマンス強化、コンテンツやアプリケーションの開発効率化に加え、今回リリースの大きな特徴としては電子出版の包括的なソリューションである Adobe Digital Publishing Suite (ADPS)への本格的な対応、更にタブレットやPC端末との連携による効率的なワークフローの提供などがある。その他、今回提示された新たな試みとしてサブスクリプション(使用権の月次払い)方式の導入などが挙げられる。これにより以前より柔軟なソフトウェアの使用形態が可能となる。
ソフト構成の違いにより「Master Collection」、「Production Premium」、「Design Premium」、「Design Standard」、「Web Premium」の5種類のSuite製品が用意されているが、それら全てがCS5.5へとアップグレードされた。また単体製品ラインアップは「InDesign CS5.5」、「Dreamweaver CS5.5」、「Flash Professional CS5.5」、「Flash Catalyst CS5.5」、「After Effect CS5.5」、「Premiere Pro CS5.5」、「Audition CS5.5」及び「Flash Builder 4.5 Standard/Premium」となった。
(今回、PhotoshopとIllustratorに関してはCS5.5へのアップグレードは行われない。)
アドビ システムズによると、これまではおおよそ18ヶ月サイクルでの製品リリースを行ってきたが、顧客からの声として、「製品リリースのサイクルが早すぎる」という意見がある一方で、「新しい機能、その時々のトレンドに沿った機能をいち早く使用したい」という、相反する意見が寄せられていた。
そこで、今後の方針としてメジャーアップグレードは2年に1回とし、この間を補完する形で中間リリースをすることにした。これにより新機能の追加は実質的に1年ごとに行うことが可能になり、顧客ニーズに沿った製品リリースを可能にした。その中間リリースの第1回目となるのが今回の「CS5.5」となる。
リリース内容で特筆すべき点は、業界の背景としてスマートフォン・iPad・Galaxy Tabなどの多くの端末が登場し、それに伴ってコンテンツやアプリケーションの開発が多様化しているという現状に対するソリューションとサービスの提供にある。
各デバイスに応じたスクリーンサイズでのコンテンツ制作、HTML5やFlashなどを状況に応じて使い分け、これらに伴う作業時間の増大をカバー出来るだけの効率的なワークフローが必要となっていること。さらに昨今、市場が急拡大している電子出版分野においてのコンテンツ制作・配信・課金に至るまで一貫したサービスの提供が求められており、「CS5.5」ではこれらの市場環境の急激な変化にも柔軟に対応することを可能にしている。
今回のリリースで軸となっている点として
・ Adobe Air ベースのリッチなインタラクティブアプリケーションの開発
・ HTML5をベースとした、リッチなWebベースコンテンツのデザイン・開発
・ InDesign CS5.5とAdobe Digital Publishing Suite を利用した電子書籍の制作・配信
・ Premiere Pro, After Effects, Adobe Media Encoderなどのビデオ製品群のパフォーマンス強化
などが挙げられる。
以下、Suite及び単体製品の価格表
なお、これらの製品の予約、販売開始日は以下の通り。
アドビストア予約受付開始日:2011年4月11日
製品提供開始日:2011年5月20日
取材:執筆 川鍋 昌彦 (かわなべ まさひこ)
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