【インタビュー】 Bakery社CEO Erwan Maigret氏 Autodesk University 基調講演1「建築の可能性」 安藤 忠雄氏(建築家/東京大学名誉教授)

2011年9月21日 (水)

2011年9月15日、東京・ロイヤルパークホテルでAutodesk University 2011が開催され、

基調講演ではオートデスク株式会社 代表取締役社長兼米国オートデスク本社 副社長 鬼澤 盛夫氏、米国オートデスク本社 シニアバイスプレジデント兼CEO クリス・ブラッドショー氏の挨拶に続き、「建築の可能性」と題して建築家の安藤 忠雄氏、「はやぶさを支えた日本のテクノロジー」と題して独立行政法人宇宙航空研究開発機構の川口 淳一郎氏の講演が行われた。

Autodesk University 2011会場 鬼澤 盛夫氏
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鬼澤氏は冒頭、オートデスクのスローガンとして「Helping People Imagine, Design and Create a Better World」という言葉を挙げた。

オートデスクのスローガン
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開発の基本思想及びIT機器の変遷
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開発の基本的な考え方としては、

BIM-Building Information Modeling
DP-Digital Prototyping
DES-Digital Entertainment Creation

の3つを挙げた。

続いてMain Frame Computerから最近のCloudに至る技術的変遷の中でのAutodeskの歴史を振り返ると共に、特にCloudに関しては今月末に改めて発表する用意があると発言した。

Suiteを中心とした製品ラインナップ
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最後に製品ラインナップについては、今後は単一のアプリケーションからSuite中心の製品構成へと移行していく予定であると語った。


クリス・ブラッドショー氏
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バロース社のロゴ ユニバック社のロゴ
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鬼澤氏に続いて登壇したクリス・ブラッドショー氏は、最初に3つの会社のロゴを聴衆に見せ、「このロゴをご存知のかたはいらっしゃいますか」と語りかけた。数百人の聴衆のうち、会場で手が挙がったのは数名。

これらは1950年代~1970年代にかけてメインフレーム・コンピューターメーカーとして存在した企業のロゴである。しかしいずれの会社も現在は存在しない。

メインフレーム・コンピューター メインフレーム・コンピューター・メーカー
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アメリカでは当時、主要な企業としてIBM、そして他に7つの企業。日本ではFUJITSU, HITACHI, NEC, OKIなど。その他ドイツにもメインフレームの会社があった。

メインフレームからパーソナル・コンピューターへ
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メインフレームからパーソナルコンピューターへ移行する過程で、多くの企業が消えていった。前述の企業の中で残ったのは僅か7社である。

パーソナル・コンピュータとソフトウェアメーカー
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一方で、メインフレームからパソコンへの移行によって、ハード及びソフトの両面で新しい企業が幾つも生まれた。

メインフレーム時代から現在に至る機器生産台数の変遷
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メインフレーム時代は、生産された製品の数は100万台単位だったが、ミニコンピューター、ワークステーションの時代になり何千万もの製品を生み出し、パーソナルコンピューターでは何億台もの製品を生み出し、その数はメインフレームより2桁も多くなったことになる。そしてインターネットの出現によりその数は何十億台という数になった。そしてモバイルの時代となった今は、その数は百億単位で数えなければならない。

世界には100億人も人口がいるわけではないのに、何故そのような数になるのか。それは携帯電話であったり、モバイルコンピュータであったりと、1人で複数台のコンピューターを持つようになったからである。この60年の間に劇的な変化が起こったということだ。

クラウドによりコンピューティング・パワーが大きく向上
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レンダリング・解析をクラウドで実行可能な時代になる
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モバイルにより、どこからでもデザインが可能に オートデスクのデザインソリューション
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Autodesk Buzzsaw AutoCAD WS
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AutoCAD WSのユーザーは日本でも確実に広がっている。
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一般向け製品の多くはモバイル&クラウドで提供
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最後に、「今から3年後、5年後、正確にはいつになるか分かりませんが、デスクトップ、ラップトップはなくなると思っています。その時には、タブレットのようなものや、想像もつかないような機器を使っているかもしれません。大切なことは、オートデスクはデザインツール、アニメーションツールなどを提供して、皆さんのお手伝いをしていくということです。

オートデスクは引き続き、あらゆる分野で皆さんに製品を提供し続けていきます。」と語り、スピーチを締め括った。


取材・執筆 川鍋 昌彦(かわなべ まさひこ)

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