ジェトロ「ゲーム分野の海外の最新事情および海外ビジネス展開セミナー」開催 「デザインツールのオートデスク、iOS対応アプリケーションのご紹介」

2011年9月14日 (水)

2011年9月8日 MacZ00’11にて、【Photoshop CS5の便利な機能&画像処理講座 ペンタブレットで処理効率UP!】と題して、フリーランステクニカルライター 吉田 浩章氏によるセミナーが行われた。

DSC03120

Photoshop、ペンタブレット(ワコム社intuos4)の便利な機能の紹介を通して、効率的な画像処理講座が行われた。

wacom

ペンタブレット(ワコム社intuos4)

 

まずは、便利な機能についての説明

<ファンクションキー>

全部で8つあり、コマンドを簡単にユーザーが設定できる。

タブレット上で操作を完結できるようにするとよい。

吉田氏の場合はよく使うブラシパレットを登録しており便利。

サイズ、透明度を変更する作業が多いので、設定している。

 

<筆圧の反映>

ブラシサイズを筆圧に対応させることができるようになった。

ブラシパネルの「シェイプ」を選択し、サイズの「コントロール」に「筆圧」を設定することで、ペンをタブレットに押し付ける強さで描くことができるようになった。

また、筆圧でブラシの濃さをコントロールできるようになった。

tool

 

<タッチホイール>

特に、カンバスの回転機能が便利。自分の好きな角度に、簡単に回転して作業することができるので、是非活用してほしい機能とのこと。

 

次に、モデルの写真を使った画像処理が披露された。作業項目とその詳細・効率アップのポイントは以下の通り。

■「消し」作業

・不要な前髪を消す

・ホクロ・シミ・しわ・ほうれい線を消す

・メイクのむら、肌のぶつぶつをなじませつつ消す

筆圧でサイズを変えることで、効率よく便利に消すことができる。

さらに肌の荒れや、目の下の部分には、スタンプツールを使って、コピー元と比較して暗い部分のみ消して明るくすることで、綺麗に処理することができる。

さらにキャンバスの回転を使って、都度、自分の作業しやすい方向にするとよい。

■「明度」の調整

・背景だけを明るくする

なぞると自動で境界を自動選択する機能を使用。ブラシサイズが小さいとより細かい境界線を引け、ブラシサイズが大きいとアバウトに選択できる。

境界線の調整は後からできるので、細かい境界線を調整するため、エッジの検出をする。これによって髪の毛の選択部分を後から追加できる。

最後にレイヤーマスクを選んで、トーンカーブを変更することで背景を明るくすることができる。

■「アンドロイドメイク」

この作業によって、艶のある、さらに綺麗な肌にすることができる。

まずは、フィルターによるぼかし作業。スマートフィルタで表面にぼかしを入れる。

次に、部分的にぼかし効果を外し、レイヤーマスクを加工することで、違和感が減る。⇒対象箇所:まつげ・眉・眼・鼻・口周り・ネックレス・髪の毛など

最近の流行であるシックなトーンにする

⇒全体を落ち着いた雰囲気にするために、モノクロに変換する調整レイヤーを使って、不透明度を20%にする。

トーンカーブをハイライトのみあげる

⇒対象箇所:眼の周りのかげブラシの端を使用することで印象が変わる

⇒対象箇所:唇の色

トーンカーブを使って、メリハリをつけることで、明るくなる

⇒対象箇所:白眼

最後に、「およそ1時間くらいで、今回のような作業はやり終えることができる。しかしマウス操作では、これほど短時間での作業はできない。マウスでは距離移動を実際に動かさないといけないが、ペンタブレットでは距離の移動を省略できる点だけをみても、かなり作業効率が向上していると言える。特に、人の曲線を扱うのは大変で、マウスだとマスクが雑になってしまう。ペンタブレットだからこそ、本当に細かい作業において効率よく短時間で作業ができる。」との説明が行われた。

取材・執筆 角田 福美(つのだ ふくみ)

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